二酸化炭素濃度測定器を選ぶポイント

 

 「手洗い」「うがい」「アルコール消毒」「検温」「マスク装着」…。新型コロナ発生から2年以上、世界中で定番となった予防対策です。それにプラス「換気」。

 そこで、今回はその「換気」のタイミングを図るマストアイテムとして「二酸化炭素濃度測定器」について選ぶポイントをご紹介したいと思います。

 「二酸化炭素濃度測定器」には「経済産業省」より「二酸化炭素濃度測定器の選定等に関するガイドライン」が出ています。https://www.meti.go.jp/covid-19/guideline.pdf

 

仕様+動作確認のポイントを掻い摘むと。。。
1.検知原理が光学式を用いたものであること。

   ※ 光学式 =:NDIR(Non Dispersive InfraRed:非分散型赤外線吸収)や光音響方式(Photoacoustic)等、二酸化炭素分子が吸収する特定の波長光を利用した検知の方式を指す。

2.補正用の機能が測定器に付帯していること。

   ※補正用の機能: 測定値のズレを自動的または手動により修正する機能を指す。メーカーによっては補正を校正と呼ぶ場合もある。

3.屋外の二酸化炭素濃度を測定したとき、測定値が外気の二酸化炭素濃度(415ppm~450ppm 程度)に近いこと。

4.測定器に呼気を吹きかけ、測定値が大きく増加すること。

  ※ 呼気の二酸化炭素濃度は非常に高く、正常な測定器であれば二酸化炭素濃度の高い測定値が表示される。

5.消毒用アルコールを塗布した手や布等を測定器に近づけても、二酸化炭素濃度の測定値が大きく変化しないこと。
 ※ 光学式が用いられていれば、アルコールにはほとんど反応しない。

廉価品には注意が必要

 室内の換気が十分に行われているかを手軽に確認できるツールとして注目されるようになった二酸化炭素濃度測定器だが、全ての製品が十分な性能を備えているわけではないのも事実です。

 国内で販売されている安価なセンサーの過半数は正確な測定が行えないとして、電気通信大学が調査結果を発表しています。

 詳細はこちら 

 https://www.uec.ac.jp/news/announcement/2021/20210810_3625.html

 https://www.uec.ac.jp/about/publicity/news_release/2021/pdf/20210810_2.pdf

 まさに「安物買いの銭失い」とならないよう、上記「経産省ガイドライン」や「電気通信大学発表の調査結果」を参考に適正な機能を備えた商品を購入しましょう!

では、ガイドラインや調査結果を踏まえた上で、購入前にチェックするポイントを挙げていきます。

1.室内の二酸化炭素濃度が基準値以上(もしくはそれに近づいた時)に視覚(モニター)、聴覚(アラーム)の両方で知らされるようになっているか?


⇒視覚的、聴覚的いずれかでのサインのみでは、見逃し、聞き逃してしまい、換気のタイミングを逃してしまいます。機器のモニター及び警告音(アラーム)両方が付いているのはマストです。できれば、基準値設定をカスタマイズできるタイプだと安心ですよね。

2.「二酸化炭素濃度の表示」だけでなく、「温度」「湿度」表示もされるタイプの機器か?

⇒二酸化炭素濃度のみの表示(もしくはそれ以外の表記が見難い)だけでは室内空気環境把握は十分とは言えません。「二酸化炭素濃度」「温度」「湿度」この3つを把握、基準値以下なら換気や加湿、空調管理などで適正な空気環境を整えることが必要です。

3.使いやすい!見やすい!

⇒こればかりは、好みになってしまいますが「大きく」「はっきりとした」「見やすい」表示のものを選びましょう!照度調整機能があると環境や見る人の状況に合わせることが出来るので便利ですね。

4.電源供給方法はマルチであるか?

⇒必ず電源が必要になります。コンセントのみ、電池のみ(充電池含む)は、設置場所に制限が出来てしまうのでマルチ(コンセント、電池両方)対応が良いです。

「 ガイドライン」や「調査結果 」そして上記に挙げた4つのポイントを網羅した商品は是非とも、こちらの商品をご検討ください!

こちら【二酸化炭素濃度計「CO2換気アラーム」】


おすすめポイントは・・・

この商品の特長は。。。

1.密の発生をお知らせ
 →高感度センサーが空間のCO2濃度をリアルタイムに監視します。CO2濃度が1000ppmを超えて密が発生したらアラームでお知らせ。

2.空気環境を常時チェック
 →新型コロナ感染対策には空気循環のチェックが重要です。CO2換気アラームはCO2濃度・温度・湿度を同時に計測。空気環境を数値で可視化。

3.見やすい画面表示
 →大きくて読みやすい数字とクリアな色で、空気の状態がひと目でわかります。画面の明るさも調整できるので、どんな環境でも見やすい。

4.使いやすい形状
 →SDタイプは低重心で安定感のあるデザイン。小型軽量なので必要に応じて持ち運べます。HDは背面に壁掛け穴を装備。据置きでも壁掛けでも使用可能。

5.電源をいれて稼働状態にしておくとセンサーが24時間以内に自動補正します。

お問い合わせは、購入申し込み、お見積り依頼こちらから。

 

 

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